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能動的な気持ちを養う教育の大切さ

日本の教育は、受け身的な要素が強く、能動的な気持ちが養いにくい話があります。帰国子女の方が日本の学校に入ると、自分の考えが無い姿に違和感を覚える話もあるのです。学級崩壊を立て直したある先生は、その教室内で、能動的な気持ちを養う教育を取り入れました。その方法とは、毎日、ひとりひとり教壇に立たせ、みんなで良い内容を言葉に出す取り組みです。この教育方法によって、見事に、子供達に対して能動的な気持ちが芽生えました。お互い分からない授業内容を、教え合う間柄ともなり、学力の向上にも効果が現れたのです。教育改革によって、海外の様にディベートを取り入れる話が存在します。ただし、受け身的な気持ちが強い中では、攻撃的な言葉に対して、精神が耐え切れない子供達も現れるかもしれません。家庭内でも、意見を言い合う様な環境作りも必要であり、社会全体で力を入れるべき内容でもあるでしょう。欧米では、学校内も含め、家庭内でも、社会や政治について話し合う環境があり、この様な内容も深く日本に浸透していかなければならないかもしれません。

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